2017.1.5『天声人語』・“刀光剑影”的和歌纸牌游戏

 

【导读】日本保留着许多一时一景、应景的传统游戏。新春时机玩的和歌纸牌游戏便是一种。但作为全国冠军比赛,就不单是文化、游戏了。瞧,脱臼、骨折的都上演了。...



(题图:新春之际,两个在玩和歌纸牌游戏的少女。译者选登)2017.1.5『天声人語』・真剣勝負あさぼらけ

この7日、琵琶湖畔にある近江神宮に百人一首を読む声が響き渡る。競技かるた界の最高峰である名人位とクイーン位を決める恒例のタイトル戦が開かれる。

本月七日,琵琶湖畔的近江神宫里又将响起百人一首的高亢读声。一年一度,竞技和歌纸牌游戏最高级别的名人、女皇挑战赛在这里举行。

昨年暮れ、京都嵐山で女流選手権大会を取材し、独特の緊迫感を味わった。読み手が声を発する直前、畳の上で選手数十人が一斉に呼吸を止める。次の瞬間、手が短刀のように宙を切る。突き指や切り傷は茶飯事。脱臼や骨折もある。これほどの格闘技とは知らなかった。

去年岁末,我采访了京都岚山的女子竞标赛,感受了独特的紧张气氛。诗歌朗读者还未出声,榻榻米上的数十名选手全都摒住了呼吸;等着诗歌读出的一瞬,手就如一柄短刀般划过空中。比赛中手指被戳伤、划破是常有的事,甚至还有脱臼和骨折的。不曾知道和歌纸牌游戏还是这么一种激烈的格斗呢。

勝負を分けるのは決まり字だ。最初の数文字で取り札が即座に絞られる。たとえば「む」「ほ」「せ」は1字勝負。「つ」「ゆ」なら2字目で決まる。落とし穴もある。同じ「あさぼらけ」でも続く言葉は「有明の月」と「宇治の川霧」がある。

决定胜负的是诗歌里的关键词。要在读出的最初几个文字里敏捷地判断、抢牌。比如遇到「む」、「ほ」、「せ」,那是一个字的决胜;而若是「つ」「ゆ」,就要在第二个字上判断。也有所谓陷阱的:一样的“黎明拂晓时「あさぼらけ”,接下去就有“有明的一轮名月「有明の月」”和“宇治河面的晨雾「宇治の川霧」”两种选择。

椿威(つばきたけし)・全日本かるた協会専務理事(74)によると、ファンのすそ野は近年格段に広がった。「小学校教科書に載ったおかげもありますが、やはり漫画『ちはやふる』のヒットが大きい」。連載開始は2007年、幼なじみの男女3人がかるたに青春をかける。翻訳されて海外でも人気を呼ぶ。

全日本和歌纸牌协会的专务理事椿威先生(74岁)介绍,近几年这项比赛的爱好者人数有了明显的增加,“一方面是受惠于收进了小学教材,而最大功劳则要归功于漫画《ちはやふる》(中译《花牌情缘》,译注)的走红。连载始于2007年,青梅竹马的三个男女孩子在和歌纸牌上谱写着青春。作品被翻译到了国外,也是人气颇高。





さかのぼると、競技が広まったのは明治以降という。尾崎紅葉は小説『金色夜叉』で、若い男女の交流の場として歌留多遊びを紹介した。

时代往上追溯,据说在明治之后这项竞技得到了普及。尾崎红叶在小说《金色夜叉》中介绍过,玩和歌纸牌也是当时年轻男女的一种交往方式。

「記憶力、瞬発力、持久力の闘い。和歌とスポーツの両面が楽しめます」と椿さん。真剣勝負を間近で見て、冬休みに怠けた百人一首の宿題を思い出した。棒暗記に飽きて、身が入らない。魅力を知らぬまま年を重ねたことを少し悔いた。

    “这是记忆力、瞬间爆发力和持久力的较量。可以同时享受和歌和体育的快乐”,椿先生如斯说。近距离观看着这种刀光剑影般的比赛,想起了自己寒假里对百人一首作业的怠慢。根本不能集中精力去对古诗的死记硬背,因而未能体味到这种游戏的真正魅力,虚度了年华方觉为时晚矣。


    关注 苏州上达日语


微信扫一扫关注公众号

0 个评论

要回复文章请先登录注册