知日|没想到你是这样的《百人一首》

 

但古日语遇到了中国古文时,《百人一首》简直是美出了新高度,一切美好到窒息~x0aPS:看不懂日语没关系,直接看中文翻译,美炸天...





ひゃくにんいっしゅ

百人一首

原指日本镰仓时代歌人藤原定家私撰的和歌集。

藤原定家挑选了直至《新古今和歌集》时期100位歌人的各一首作品,汇编成集,因而得名。这份诗集今称为《小仓百人一首》。后来,集合100位歌人作品的一般私撰集,亦称作“百人一首”,如《后撰百人一首》《源氏百人一首》《女房百人一首》等。

今日的“百人一首”多指印有百人一首和歌的纸牌,或是用这种纸牌来玩耍的歌留多游戏。

起源



镰仓时代歌人藤原定家被委托设计位在京都嵯峨野摄关家宇都宫莲生(宇都宫赖纲)的别墅“小仓山庄”里和室门上的装饰图样,于是藤原定家从《古今和歌集》、《新古今和歌集》等敕撰和歌集中,依年代先后挑选出100位介于天智天皇到顺德天皇间的杰出歌人及其一首作品,集结成《百人一首》,又称《小仓百人一首》,合计有男性歌人79人(包括僧侣13人)及女性21人。

藤原定家所集成的《百人一首》相当于歌道的入门书,江户时代以后,由于浮世绘盛行带动版画技术精进,《百人一首》以和歌搭配画作的形态普及于庶民阶层。

藤原定家另有一作《百人秀歌》,和《百人一首》相比主要有2点不同:

1、无后鸟羽院及顺德院的和歌,取而代之的是一条院皇后宫、权中纳言国信、权中纳言长方等3名的作品。

2、源俊赖朝臣中选的作品不是“うかりける”。

目前一般认为《百人秀歌》是《百人一首》的原型。

小仓百人一首一览

1
天智天皇
秋の田の かりほの庵の苫を荒み  わが衣手は露に濡れつつ
(あきのたの かりほのいほの とまをあらみわがころもてはつゆにぬれつつ)
秋收稻岸宿,过夜搭茅屋。露浸湿衣袖,原来苫太疏。


2
持统天皇
春過ぎて  夏きにけらし  白妙の  衣ほすてふ  天の香具山
(  はるすぎてなつきにけらししろたへのころもほすてふあまのかぐやま)
香具山光好,  谁家晾素衣。夏风吹袖满,不必唤春归。
 

3
柿本人麻吕
あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む
(あしびきのやまどりのおの しだりおの ながながしよを ひとりかもねむ)
 
空房唯孤影,  相伴数流光。   多少未眠夜, 谁怜更漏长?
4
山部赤人
田子の浦に うちいでてみれば 白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ 
(たごのうらうちいでてみれば しろたへの ふじのたかねにゆきはふりつつ)
田子浦前抬望眼 且看富士雪纷纷
5
猿丸大夫
奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋はかなしき
(おくやまに もみじふみわけ なくしかの こえきくときぞ あきはかなしき)
奥山秋意染红林,鸣鹿声声悲不禁。
我自驻足空感慨,凭谁安慰寂寥心?
6
中納言家持
かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞふけにける
(かささぎのわせるはしにおくしものはきをみればよるぞふけにける)
飞桥渡鹊影,霜白楚天高。
夜尽山腰处,明夕拟再招。
7
喜撰法师 
わが庵は、都の辰巳、しかぞ住む、世をうぢ山と、人はいふなり 
(わがいほは、みやこのたつみ、しかぞすむ、よをうぢやまと、ひとはいふなり)
 结庵自在京东南, 何必云云宇治山。
(暗含“结庐在人境,而无车马喧。问君何能尔?心远地自偏。”之意)
8
安倍仲麻吕 
あまの原、ふりさけ見れば、春日なる、三笠の山に、いでし月かも 
( あまのはら、ふりさけみれば、かすがなる、みかさのやまに、いでしつきかも)
心驰千万里,身在异国边。
今日长安月,犹如三笠山。
9
小野小町
花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
(はなのいろは うつりにけりな いたづらに わがしんせにふる ながめせしまに)
易褪花容人易老,綿綿苦雨吾身抛。
10
蝉丸
これやこの、行くも帰るも、別れては、知るも知らぬも、あふ坂の関
(これやこの、ゆくもかえるも、わかれては、しるもしらぬも、あふさかのせき)
古今多少悲欢事,逢坂关前知不知?
11
参议篁
わたの原、八十島かけて、漕ぎ出でぬと、人には告げよ、あまの釣り船 
(わたのはら、やそしまかけて、こぎいでぬと、ひとにはつげよ、あまのつりぶね )
我向茫茫岛上行,生涯从此类浮萍。
孤舟一棹成千里,借语渔夫告友朋。
12
僧正遍昭
天つ風、雲の通ひ路、吹き閉ぢよ、をとめの姿、しばしとどめむ 
(あまつかぜ、くものかよひぢ、ふきとぢよ、をとめのすがた、しばしとどめむ)
舞姬美也哉,犹似九天来。  但使风云归路断,仙姿长驻在凡间。
13
陽成院
筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる 
(つくばりょうの みねよりおつる みなのがわ こいぞつもりて ふちとなりぬる)
筑波岭下飞流涌,多少相思赴忘川。
14
河原左大臣
陸奥の、しのぶもぢずり、誰ゆゑに、乱れそめにし、われならなくに
 (みちのくの、しのぶもぢずり、たれゆえに、みだれそめにし、われならなくに )
衣纹缭乱缘何故,心绪斑驳只为卿。
15
光孝天皇
君がため、春の野に出でて、若菜摘む、わが衣手に、雪は降りつつ 
(きみがため、はるののにいでて、わかなつむ、わがころもでに、ゆきはふりつつ)
初春田野霁,若菜正繁时。
愿采送伊人,雪融衣袖湿。
16
中纳言行平
たち別れ、いなばの山の、峰に生ふる、まつとし聞かば、今帰り来む 
(たちわかれ、いなばのやまの、みねにおふる、まつとしきかば、いまかへりこむ) 
别后愁肠断几回, 松风犹似唤侬归。
17
在原业平朝臣 
ちはやぶる、神代も聞かず、竜田川、からくれないに、水くくるとは 
(ちはやぶる、かみよもきかず、たつたがわ、からくれないに、みずくくるとは)
神代未闻今日见,飘飘枫叶染竜川。
18
藤原敏行朝臣
住の江の、岸による波、よるさへや、夢の通ひ路、人めよくらむ
すみのえの、きしによるなみ、とるさへや、ゆめのかよひぢ、ひとめよくらむ
欲借江波通梦境,伊人不见使人愁。
19
伊勢
難波潟 短かき蘆の 節の間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや
なんばかた みじかきあしの せつのあいだも あはでこのよを すぐしてよとや  
难波滩上芦苇短,片刻相逢片刻阑。
岁月无端空等逝,飘零此世不多年。
20
元良親王
わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身をつくしても 逢はむとぞ思ふ 
わびぬれば いまはたおなじ なにわなる みをつくしても あはむとぞおもふ 
風雨城中滿,相思蝕骨銷。
逢君何可畏?舍死作澪標。
21
素性法师
今来むといひしばかりに長月の有明の月をまち出でつるかな
こんらいむといひしばかりにながつきのありあけのつきをまち出でつるかな
长夜候君君不至,阶前明月等多时。
22
文屋康秀
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ 
ふくからに あきのくさきの しをるれば むべやまかぜを あらしといふらむ 
 山风骤起如岚雾,时至秋深草木枯。
23
大江千里
月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど
げつみれば ちぢにものこそ くなしけれ わがしんひとつの あきにはあらねど
明月滿前窗,千愁不可量。
秋來光萬里,岂照一人傷。
24
菅家
このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに 
このたびは ぬさもとりあへず とうげやま こうようのにしき かみのまにまに 
幣帛未帶因羈旅,紅葉滿山持獻神。
25
三条右大臣
名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな
めいにしまはば おうさかやまの さねかづら ひとにしられで くるよしもがな
逢坂山中真葛草,相思纏係萬千條。
願隨枝蔓到君処, 不被人知不必逃。
26
貞信公
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
おくらやま みねのもみぢは こころあらば いまひとたびの みゆきまたなむ
秋霜醉紅葉,遍染小倉山。
莫使凋零去,明朝待聖顏。
27
中納言兼輔
みかの原 わきて流るる いづみ川 いつみきとてか 恋しかるらむ
みかのはら わきてながるる いづみがわ いつみきとてか こいしかるらむ
瓶原河水分, 涌到泉川边。
我自空追慕, 相逢在哪天?
28
源宗于朝臣
山里は 冬ぞさびしさまさりける 人目も草も かれぬと思へば 
やまさどは ふゆぞさびしさまさりける ひとめもくさも かれぬとおもへば
冬至此山上,与时寂寞长。
草枯随万物,人亦逐炎凉。
29
凡河内躬恒
心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花
こころあてに のらばやのらむ はつしもの おきまどはせる しらぎくのはな
采菊初霜日,霜白菊亦白。
菊霜不可辨,反復遲疑摘。
30
壬生忠岑
有明のつれなく見えし別れよりあかつきばかり憂きものはなし
ありあげのつれなくみえしわかれよりあかつきばかりういきものはなし
谁知寂寞苦,残月挂长天。 我自别离后,思君夜不眠。
或者
明月照無情,此別吞恨聲。
如今愁影对,破晓有黎明?
31
坂上是則
朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に ふれる白雪
あさぼらけ ありあげのつきと みるまでに よしののくりに ふれるしらゆき
朦朧睡醒床前月,
卻是皎皎雪映窗。
32
春道列榭
山川に風のかけたるしがらみは流れもあヘぬ紅葉なりけり
やまがわにかぜのかけたるしがらみはながれもあヘぬこうようなりけり
清风微蹙浪,红叶动幽川。
此景当天赐,深秋志贺山。
33
紀友則
久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ


ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しづ心なく はなのちるらむ
今朝春日里,本拟共芳尊。
无奈樱花落,纷纷乱我心。
34
藤原興風
誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに
(たれをかも しるひとにせん たかさごの まつもむかしの ともならなくに)
旧友凋零离此世, 高砂松树不相识。
我今孤寂凭谁问?一处忧伤几处知?
35
纪贯之
人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける
ひとはいさこころもしらずふるさとははなぞむかしのかおりににほひける
故地重来日,幽幽我自伤。
今人已不在,徒有旧花香。
36
清原深養父
夏の夜は まだ宵ながら明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ
なつのよるは まだよいながらあけぬるを くものいづこに つきやどるらむ
夏夜未觉曦已至,月将云借不思归。
37
文屋朝康
白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
ひゃくろに かぜのふきしく あきのやは つらぬきとめぬ たまぞちりける
清秋原野上,風動增天涼。
多少珍珠露, 紛紛散遠方。
38
右近
忘れるる身をば思はず誓ひてし人の命のをしくもあるかな
わすれるるみをばおもはずちかひてしひとのいのちのをしくもあるかな
波澜誓在否?  君意不能违。
见弃如秋扇,相抛何太急?
39
参議等
浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき
あさじしょうの きこののしのはら しのぶれど あまりてなどか ひとのこいしき
篠原竹滿地,茅草似儂憂。
難掩相思意,為情轉側愁。
40
平兼盛
忍ぶれど 色に出にけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで
しのぶれど いろにでにけり わがこいは ものやおもふと ひとのといふまで
相思眉宇上,欲掩不由心。
我自忧思甚,不需诘问人。
41
壬生忠見
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか 
こいすてふ わがめいはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもひそめしか 
初戀在閨中, 避人但恐言。
誰知蜚語快,舉世已風傳。
42
清原元辅
契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波こさじとは
ちぎりきなかたみにそでをしぼりつつまつのまつやまばこさじとは
今日泪盈袖,犹思相契坚。
爱如波浪涌,吞此末松山。
43
权中纳言敦忠
あひみてののちの心にくらぶれば昔はものを思はざりけり
あひみてののちのこころにくらぶればむかしはものをおもはざりけり
相识犹恨晚,相爱费痴缠。
爱恨纠结中,此心难复前。
44
中納言朝忠
逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし
あふことの たえてしなくは なかなかに ひとをもみをも うらみざらまし
邂逅逢時心已動,而今傾慕兩難中。
人生若只如初見,不必相思滿畵櫳。
45
謙徳公
哀れとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな
あわれとも いふべきひとは おもほえで しんのいたづらに なりぬべきかな
爱上无情女,终朝寂寞身。 蹉跎空耗命,吾体渐湮沦。
46
曽禰好忠
由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな
ゆらのもんを わたるふねにん かぢをたえ ゆくへもしらぬ こいのみちかな
由良峡水急,欲渡无舟楫。
纵此飘飘去,真情不可及。
47
恵慶法師
八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり
はちじゅむぐら しげれるしゅくの さびしきに ひとこそみえね あきはきにけり
杂草漫庭院,千丛叶自长。
繁华今已逝, 寂寞享秋光。
48
源重之


風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな
かぜをいたみ いわうつなみの おのれのみ くだけてものを おもふころかな
君似岩石我似浪,斯心撞碎君应知。
49
大中臣能宣朝臣
みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ 昼は消えつつ 物をこそ思へ
みかきもり えいしのたくひの よるはもえ ひるはきえつつ ものをこそおもへ
相思之焰随篝火,昼夜无眠摧心肝。
50
藤原義孝
君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな
きみがため おしからざりし いのちさへ ながくもがなと おもひけるかな
幽情一夜求长久,为爱不惜抛死生。
51
藤原実方朝臣
かくとだに えやはいぶきのさしも草 さしもしらじな もゆる思ひを
かくとだに えやはいぶきのさしもくさ さしもしらじな もゆるおもひを
伊吹艾草茂无垠, 犹若相思泪满襟。 我有痴情能付欤? 焚心焚爱亦焚身。
52
藤原道信朝臣
明けぬれば 暮るるものとは知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな 
あけぬれば くれるるものとはしりながら なほうらめしき あさぼらけかな 
晓日催分袂, 迟迟不忍归。 纵然今夜见,犹恨此朝晖。
53
右大将道綱母
なげきつつ ひとりぬる夜のあくるまは いかに久しき ものとかはしる
なげきつつ ひとりぬるよるのあくるまは いかにひさしき ものとかはしる
 太息复太息,  寂寞了无时。 多少未眠夜, 问君知不知?
54
仪同三司母
忘れじのゆく末まではかたければ今日を限りの命ともかな
わすれじのゆくまつまではかたければこんにちをかぎりのいのちともかな
君言不忘到来世,今日何妨许此生。
55
大衲言公任
滝の音はたえて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ
たきのおんはたえて久しくなりぬれどめいこそながれてなほきこえけれ
天生飞瀑涛声烈,不负名传天下长。
56
和泉式部 
あらざらむ この世のほかの思ひ出に いまひとたびの 逢ふこともがな
 (あらざらん このよのほかの おもいでに いまひとたびの あうこともがな)
我命将休矣,黄泉路已明。
不求得恕免,唯愿与君逢。
57
紫式部
めぐりあひてみしやそれともわかぬまに雲がくれにし夜半の月かな
めぐりあひてみしやそれともわかぬまにくもがくれにしやはんのつきかな
长盼相逢恨未逢,相逢不至各西东。
无奈恰如夜半月,匆匆总在密云中。
58
大弐三位
有馬山 猪名の笹原風吹けば いでそよ人を 忘れやはする   
 (ありまやま いなのささはら かぜふけば いでそよひとを わすれやわする)
猪名川岸青原野,有马山中竹叶林。
君爱渐疏终不忘,山风犹助我声音。
59
赤染衛門 
 
やすらはで 寝なましものをさ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな 
(やすらわで ねなましものを さよふけて かたぶくまでの つきをみしかな)
夜阑难入梦,君诺却成空。
我自痴心甚,叹息望月中。
60
小式部内侍
大江山生野の道の遠ければまだふみも見ず天の橋立
おおえやましょうののみちのとければまだふみもみずてんのはしたて
大江山路远,桥立未曾临。
我自才思敏,何须问母亲?
61
伊勢大輔 
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
(いにしえの ならのみやこの やえざくら きょうここのえに においぬるかな)
奈良城里牡丹樱,
烂漫香薰透九重。
62
清少纳言
夜をこめて鳥のそらねははかるともよに逢坂の関はゆるさじ
夜をこめて鳥のそらねははかるともよに逢坂の関はゆるさじ
莫学鸡叫过函谷,
逢坂关前妾意绝。
63
左京大夫道雅 
 
いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな
(いまはただ おもいたえなん とばかりを ひとづてならで いうよしもがな)
飞祸终绝爱,音书俱渺茫。
明朝能见否,相对诉衷肠。
64
権中納言定頼 
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木
(あさぼらけ うじのかわぎり たえだえに あらわれわたる せぜのあじろぎ)
宇治临冬晓,幽幽冷雾中。
鱼梁时现隐,江水正冥蒙。
65
相模
うらみわび ほさぬ袖だに あるものを 恋にくちなむ 名こそをしけれ
(うらみわび ほさぬそでだに あるものを こいにくちなん なこそおしけれ)
袖上潜垂泪,花间枉断肠。
清名遭毁誉,憔悴谁知伤?
66
前大僧正行尊
もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし
(もろともに あわれとおもえ やまざくら はなよりほかに しるひともなし)
深山人罕至,却遇樱花开。
物我两相忘,唯它慰我怀。
67
周防内侍
春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそおしけれ
春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそおしけれ
春夜梦阑当睡去,不堪手枕叹名声。
68
三条院
心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな 
(こころにも あらでうきよに ながらえば こいしかるべき よわのつきかな)
滚滚红尘终误我,今宵夜月可流连?
69
能因法师
あらしふく三室の山の红叶は立田の川のにしきなりけり
あらしふく三室の山の红叶は立田の川のにしきなりけり
红叶风吹散,秋深三室山。
飘飘如绣锦,尽染龙田川。
70
良暹法师
寂しさに宿を立ち出でてながむればいづこも同じ秋の夕暮れ
寂しさに宿を立ち出でてながむればいづこも同じ秋の夕暮れ
出门抬望眼,寂寞四周空。
暮霭沉沉过,秋凉萧瑟中。
或者
寂寞门前空怅望,
秋光暮色正苍茫。
71
大納言経信
夕されば 門田の稲葉 おとづれて 蘆のまろやに 秋風ぞ吹く
(ゆうされば かどたのいなば おとずれて あしのまろやに あきかぜぞふく)
田野暮苍茫,风吹瑟瑟凉。
稻田甫掠过,又到芦屋旁。
72
祐子内親王家紀伊
音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ
(おとにきく かたしのはまの あだなみは かけじやそでの ぬれもこそすれ)
高师海浪涌,来去不能知。
将此喻君爱,使吾衣袖湿。
73
前権中納言匡房
高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山のかすみ たたずもあらなむ
 (たかさごの おのえのさくら さきにけり とやまのかすみ たたずもあらなん)
雾起氤氲遮望眼,樱花烂漫远峰间。
74
源俊頼朝臣
憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを 
 (うかりける ひとをはつせの やまおろしよ はげしかれとは いのらぬものを)  
佛前空祝祷,何奈总无情?
初濑山归去,痴心付冷风。
75
藤原基俊
ちぎりおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり
  (ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて あわれことしの あきもいぬめり)
来是空言去是蓬,譬如朝露已尘封。
老来渐觉秋怀冷,人世无常逝晚风。
76
法性寺入道前関白太政大臣
わたの原 こぎいでて見れば 久方の 雲居にまがふ 沖つ白波
(わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの くもいにまがう おきつしらなみ)
放眼极悠远,茫茫一小船。
海天相吻处,犹有水云翻。
77
崇徳院
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ
 (せをはやみ いわにせかるる たきがわの われてもすえに あわんとぞおもう)
激流石上成双股,你我真情不可分。
78
源兼昌
淡路島 かよふ千鳥の なく声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守
 (あわじしま かようちどりの なくこえに いくよねざめぬ すまのせきもり)
淡路鸟飞徊,鸣声多少悲。
须磨征戍客,夜夜梦魂违。
79
左京大夫顕輔
秋風に たなびく雲の たえ間より もれいづる月の 影のさやけさ
(あきかぜに たなびくくもの たえまより もれいずるつきの かげのさやけさ)
秋风飒飒吹悠远,月在浮云隙处明。
80
待賢門院堀河
長からむ 心もしらず 黒髪の みだれてけさは 物をこそ思へ
(ながからん こころもしらず くろかみの みだれてけさは ものをこそおもえ)
曾言心不变,我自意迟迟。
今日散青发,忧思君可知?
81
藤原实定
ほととぎす鳴きつる方をながむればただ有明の月ぞ殘れる
ほととぎす鳴きつる方をながむればただ有明の月ぞ殘れる
清夜子规啼,声声碎耳旁。
遍寻空不见,残月晓天长。
或译
天色曦微闻杜宇,举头新月一弯残。
82
道因法師
思ひわび さてもいのちは あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり
 (おもいわび さてもいのちは あるものを うきにたえぬは なみだなりけり)
爱上无情恨不生,眉头心底两难平。
岂堪热泪朝朝下,成线成行不可停。
83
皇太后宫大夫俊成
世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
茫茫尘世路,奔走不曾停。
此意无人会,且听山鹿鸣。
84
藤原清輔朝臣
ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき 
  (ながらえば またこのごろや しのばれん うしとみしよぞ いまはこいしき)
人生何处是终极,往事悠悠付累灰。
今日伤怀明日判,几分甜蜜几分悲。
85
俊恵法師
夜もすがら 物思ふころは 明けやらぬ 閨のひまさへ つれなかりけり
 (よもすがら ものおもうころは あけやらで ねやのひまさえ つれなかりけり) 
夜夜苦捱君不至,无情板隙更无光。
86
西行法師
なげけとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな 
  (なげきとて つきやはものを おもわする かこちがおなる わがなみだかな)
望月空长叹,愁思万万千。
蟾光何罪有?我自泪潸然。
87
寂蓮法師
村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ 
(むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに きりたちのぼる あきのゆうぐれ)  
骤雨初歇村似画,蒙蒙夕雾满秋山。
88
皇嘉門院別当
難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ 身をつくしてや 恋わたるべき
難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ 身をつくしてや 恋わたるべき
难波江上芦,  犹为记今夕。 我义无回顾,忠贞永不移。
或者
难波芦短良宵短,妾自情长君亦长?
89
式子内親王
玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする
玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする
此身当绝直须绝,何必深情藏掖着。
90
殷富門院大輔
見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず 
(みせばやな おじまのあまの そでだにも ぬれにぞぬれし いろはかわらず)
渔夫衣袖空湿透,不如我泪染成红。
91
後京極摂政前太政大臣
きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む 
(きりぎりす なくやしもよの さむしろに ころもかたしき ひとりかもねん)
被天席地秋深矣,满室清霜一客孤。
92
二条院讃岐
わが袖は 潮干にみえぬ 沖の石の 人こそしらね かわくまもなし 
(わがそでは しおひにみえぬ おきのいしの ひとこそしらね かわくまもなし)
抛情洒泪皆因汝,爱似礁石隐不出。
93
镰仓右大臣
世の中は常にもがもな渚こぐ小舟の綱手かなしも
世の中は常にもがもな渚こぐ小舟の綱手かなしも
时间随水逝,生命本恒长。
君看纤夫影,壮哉断我肠。
94
参議雅経
み吉野の 山の秋風 さ夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり
(みよしのの やまのあきかぜ さよふけて ふるさとさむく ころもうつなり)
秋风吹瑟瑟,吉野夜幽清。
万户捣衣起,增我故园情。
95
前大僧正慈圃
おほけなくうき世の民におほふかな我がたつ杣に墨染の袖
おほけなくうき世の民におほふかな我がたつ杣に墨染の袖
人间岁月何悠远, 思绪无边比叡山。
安得佛光舒广袖,众生从此开欢颜。
96
前太政大臣入道
花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり
花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり
山风庭院过,花落舞纷纷。
坐看犹霜鬓, 蹉跎似我身!
97
権中納言定家
来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ 
(こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに やくやもしおの みもこがれつつ)
思君不得见,伫立浪潮平。
海火熬盐夜,吾心犹似蒸。
98
従二位家隆
風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける 
(かぜそよぐ ならのおがわの ゆうぐれは みそぎぞなつの しるしなりける)
风吹栖树动,暮色满京都。
御洗水纯净,可能涤罪无?
99
后鸟羽天皇
人も愛し人も恨めしあぢきなく世を思ふゆゑにもの思ふ身は
人も愛し人も恨めしあぢきなく世を思ふゆゑにもの思ふ身は
爱恨合成人,空谈世上真。
恩仇谁泯灭?烦恼不能扪。
100
順徳院
ももしきや ふるき軒ばの しのぶにも なほあまりある 昔なりけり 
 (ももしきや ふるきのきばの しのぶにも なおあまりある むかしなりけり)
深宫荒草没,战乱频仍过。


回念旧繁华,太息不能绝。
資料整理发布:一抹茶

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